2008年08月11日

THE DARK KNIGHT 観た!

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 さて、詰まらん仕事など、とっととフケて、近所のシネマ館へ行って来た。19 時上演である。
 今回、押しも押されもしない ” 超大作 ” となった、シリ−ズ第 2 作。” これは単なるアクション映画ではありません ”、と帯にあるが一体、どうなってしまうのであろうか、と興味津々であったのだ。惜しくも亡くなった ” ヒ−ス・レジャ− ” の、ジョ−カ−怪演が話題を呼んでいるが、” 人間:BATMAN ” を真正面から描く事に腐心しているあの監督の事、” どうやってしまうのか ”、正直、不安である。宣伝は、派手だけどね。

〈 以下、ネタばらしする気はありませんが、” 余分な情報は聞きたくない ”、という方はご遠慮下さい 〉

 で、感想から行こう。
第 1 作目の更なるエンタ−テインメントだけを期待しているのなら、映画館を出る時のアナタは俯いてしまうだろう。いや、間違いなくスケ−ルアップしており金も掛かっているので安心して良いのだが、それを上回る深淵なテ−マに押し潰されてしまうからだ。あくまでも BATMAN が主役だし、ブル−スを軸に物語りは展開されるのだがこれは、正義と悪と、自己犠牲を描く社会派ドラマなのである。各紙の映画評にもあったが、物語の最後に、” THE DARK KNIGHT ” とした訳が分かる。BATMAN の見た目だけではなく、正義を貫く為に砂を噛む、全ての人に捧げられたこれはオマ−ジュだ。
ま、本編についてはこの辺で・・・。

 ヒ−ス・レジャ−の演技は、私は ” オスカ−級 ” だと思う。ニコルソンを真似るでもなく消すのでもなく、オマ−ジュを捧げつつ全く新しい ” ジョ−カ−像 ” を作り上げた。こいつは、怖い。台詞だけで怖い映画は、久し振りに観た。合掌!

 この監督は、その出地からして私は、余り期待していなかった。
確かに才能はあるのだろうが、私的にピンと来なかったのである。ま、知らなかっただけなんだけどね? 1 作目を観に行ったのは、久し振りのシリ−ズ復活であるのと、リ−クされていた BATMAN の顔が、クリスチャン・ベ−ルのそれと非常に相まって ” キマッて ” いたからだ。それまでの彼は、サイコっぽい悪役なんかもやっていて余り、” ブル−スのイメ−ジ ” とマッチしていなかった。だから、その PHOTO を見なかったとしたら恐らく、映画館へは行っていなかっただろうと思う。観た後はどうしたかって? 全く逆の評価です。そ〜です、私は素人ですから! DVD まで買いましたよ!!
 
 この映画は、私の中で ” 転機 ” となっている。
1 作目の時は、” あぁ又、のめり込める映画に出会えたな ”、であった。テクノロジ−に関してもそうだが、” どうしてそうなったのか ” を徹底したリアリティ−を以て表してくれた。だって、不思議だったでしょ? バットモ−ビルって、誰が作ったの? ブル−スって、何であんなに強いのよ?
 スピルバ−グが出て来た時もそうだったが、彼等に ” ファン代表 ” の心意気を感じたのだ。
 前シリ−ズの、ティム・バ−トンの功績も大きい。
テレビシリ−ズのまま途切れていた BATMAN のイメ−ジを、” 近代 BATMAN ”として完璧に蘇らせたのは、彼だ。しかし、それはあくまでも、” コミックの実写版 ” としてだ。でも、これが無ければ続く今シリ−ズも無かった訳で、なのでやっぱり、” ティムも偉い ”、なのである!
 マイケル・キ−トンが出ていたこのシリ−ズのあの、テンポの良いテ−マミュ−ジック。作曲者のダニ−・エルフマンは、BATMAN のイメ−ジをあの、シュ−ベルトの ” 魔王 ” とダブらせていたんではないか、と私は思っている。似ているんだよ、曲調が。実生活でもネット仲間にも訊き漁ってみたが未だ、同調してくれる人はいない。映画音楽とクラッシック、どちかにも詳しい方が居たら是非、感想をお訊きしたい。これは私の、積年のテ−マなのである。
 ノ−ラン監督が真っ正面から ” 人間 BATMAN ” を描いてくれたお陰で、ネットの友人に、あるメッセ−ジを伝える事が出来た。心に疵を抱え故に、自分を責め続けている友人に、
[ 悪いのは、君じゃない!]
とのメッセ−ジを伝える事が出来た。その友人も、第 2 シリ−ズの1作目は観たと思う。何かを感じてくれたら、幸いだ。私がありきたりの陳腐な言葉を百の原稿用紙に綴るよりも、2 時間余り我慢してスクリ−ンに向き合えばきっと、より明確に伝わる筈だ。誰が何と言おうが私は、そう思っている。
[ 悪いのは、君じゃないんだよ!]、と!!!。

 そして、今回。
バイクに乗りたくなった・・・。この、プロフにパクらせて貰った ” BAT ポッド ” の影響だ。この時期、余りもの暑さのせいで敬遠していたバイクに又、乗りたくなった。思いっ切り、前傾姿勢で。
 演技について色々と書いたが、それを可能にした脚本があった訳で、それ成し遂げたノ−ラン監督(弟と共著)は、天才だ。私も、あんな深淵な物語が書きたい。
 最後にチョット、意地悪。あのポッド、出現の仕方が強烈です。しかも皆さん、既に ” 見て!” います。お楽しみに。

 間違いなく、価値がある映画なので、観に行って損はありません。私が保証します。ま、” レイト ” の時間帯に行けば、ガキは居ないし割引はあるし、そんな感じでお勧めです!

追記
 その後、調べた結果、これらのモチ−フは既に原作の段階で描かれていたそうです。当時あの、スティ−ブン・キングをして、”コミックの傑作”と言わしめたらしいです。
posted by coji at 23:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2008年08月09日

ブ−ちん

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ご多分に漏れず我が社も、”全社(社屋内)禁煙”という悪行を施行しやがった。従って我々、身を挺した納税者は、二つの階のベランダでしか一服出来ない。
 私は朝は、暑いながらも少しでも爽やかな風を求めて最上階のベランダに立つ。最上階は一切、遮る物が無いので、周囲の会社からは丸見えなので何ともバツが悪いのだが、これでもご婦人方のアイドルとしての自覚はあるので、敢えて無理しているのだ...。
 ある朝、細い煙を吐きながら周囲を睥睨していると、視界の隅にナニやら蠢く物体を発見した。一瞬ギョッとし掛けるが、すぐにそれが ” ブ−ちん ” だと察する。そう、ブ−ちん。カブト虫の雌である。私がまだゴ−ルデン・チャイルドだった頃、そう呼んで蔑んでいた昆虫だ。
 ま、雄の鬼カブトに比べ見掛けの地味さもあるが、見つけ易いっつうか、狩りの最初で良く目にした。そんな事からレアさが消え失せ、彼女達には気の毒だが蔑視される運命となったのである。
 で、排水溝に向かって彼女・・・仮に ” ビクトリア ” としようか? ビクトリアはダッシュしていたのである。その動きはまだまだ、気力が漲っていたが、いくらなんでも向かう先が排水溝ではあんまりだ。私は嫌がるビクトリアをはっしと掴み、その感触と動きの鼓動を懐かしみながら、ベランダの隅で朽ち果てているプランタ−へと移動させた。プランタ−は端が欠け、僅かな土と、今となっては元が何だったのか想像不可能な枯れ木の根っこがある。放たれたビクトリアは、その枯れた根っこの下へと身を潜めたのだった。
 考えてみれば、鬼カブトを産んでいるのはビクトリア達、雌な訳で、雌雄揃ってこその種族繁栄なのだ。が、子供の頃はそれが判らず、雄だけが入った虫籠の前で、産卵が始まるのをじっと待って居たっけ。直後の親父の鉄拳制裁でそれが解り以後、違った意味のワクワク感で虫籠を凝視していた事は、ここだけの秘密である。
 そんな幼気な少年も今では、微笑みひとつでご婦人達を秒殺するアポロンへと成長したのだから、時の経過とは皮肉なものだ。3 時の休憩の時はもう、プランタ−の中にビクトリア姿は無かった。限りある夏に急かされて、何処かへ旅立って行ったのだろう。幸せんなれよ、ビクトリア。
posted by coji at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年08月02日

最近の私

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 69kg 近辺を推移していた体重はここ何日か、68kg 辺りで安定し、更には減少傾向にある。イイ感じだ。
 最近の傾向で、どこのトレ−ニング施設も利用する人達は増加している。圧倒的に多いのが、” メタボ ” を気にした私と同じか、それよりも遙かに上のオッサン達である。市民マラソンなんかのニュ−スを見ても、そうだよね。
 で、そのオヤジ達の中には、マナ−の成っていない奴が多い。今の世の中、全般に言える事だ。初回にちゃんと指示を受けているのに、自分の使った器具の汗を拭わなかったり、サ−キット・トレ−ニングをすっ飛ばしてウエイト設備に直行し、出来もしないのにいつまでもダラダラと占領する。挙げ句の果てには、ベンチの上でゼイゼイを休んでいたりする。端に休憩用のチェア−があるのに、である。有酸素運動をキッチリとこなし後は、パ−ソナル・メニュ−を順番に沿ってサクサクとこなしサッサと帰りたい私は、イラつく事この上ない。そんな場合、どうするかって? 歯ぎしりしながら待つ? 他の器具を使えって? 5分や10分じゃないのだよ、これが。1器具使用は、1回が1セット(5〜10回かな)が基本。繰り返し使いたくとも ” 待ち ” が居たら譲り又、空いたら使うのが ” オトナの所作 ” だろっ! 当然、初回の施設側の説明でその事は言われる。どこも同じである。私はそんな時、迷わず退かす。” ハァハァ・・後10回・・ ”、などと屁理屈をぬかす輩には・・・

C:『 ハイ”5ぉ”っ・・”6ぅ”っ・・・よくやたァハイ
   ご苦労さんっ!』

大声で応援 ( カウント ) してやるんだ、チクショ〜。文句は言わせない。同じ料金で使ってるんだ。そんなに腹を凹ませたきゃ、家に帰って女房の腹の上ででもやれ! ま、相手にされないからこそ、ここへ来ているんだろうがな。私か? クドイ様だが私は、アバンチュ−ルに備えているからなんだ。

 と、こんな感じで色々と施設を替え、今の或る地域体育館に辿り着いた。設備はやや貧弱だが、皆のマナ−が宜しい。いや、宜し過ぎる程だ。皆、何かに急かされるかの様に、次々とチェンジして行く。ランニング・マシンなど、そばのテ−ブルにウェイティング・リストがあり、そこに ”予約 ” の名前を書き込むと、前使用者が終了した時点でその次の人の名前を読み上げる。混雑時は一人1回の使用が 20 分に限られ、皆がそれを守っている。結構ぉ!
 なので、序盤の有酸素運動にも力が入る。” 手漕ぎのバ− ”と一体化した ” ウォ−カ− ” 40 分、間に ” 大きく足踏み ” する ” クライマ− ” を 20分挟み、計 60 分 をみっちりとこなす。これを週 2 回、体重も減るってもんだ。

 携帯を替えた。G'z One だ。

http://k-tai.casio.jp/products/w62ca/

このシリ−ズは、バイク・フリ−クとしてG ショック譲りの堅牢性 ( オオゲサか ) を支持して居り、使い続けている。途中、何度か浮気したが・・・。暫くモデルチェンジが無く、” もう無くなる ”、なんて噂もあった。
 満を持しての刷新で、以前の様な無骨さは影を潜めた。身につける物はヘビ−デュ−ティ−を好む私は些か残念ではあるが、機能が満たしているのならそれはそれで良い。
 ワンセグなんて、私は戸外でテレビなんぞ観る趣向は無い。
惹かれたのは、携帯プレ−ヤ−よろしく音楽を聴ける事。今やどのモデルでも珍しくないが、ここのところ休出の多かった私は、他に誰も居ない社屋で一日中、仕事をしながら音楽を欲したのである。それを彼の ” G シリ−ズ ” でも可能になったので、代替した次第である。
 専用のプレ−ヤ−とは比べるまでもないが、独り口ずさむ相棒としては十分なのだ。後は、プロ並みと称される私の歌唱力で補える。私は今、この福音に浸っている。
posted by coji at 12:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記