2009年07月31日

神憑り

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誰しも、” 人知の及ばない者の所行 ” である、としか思えない体験が、ひとつやふたつはあるだろう。齢四十六の私には、今まででそんな出来事が、二度ある。
 
 一度目は、小学校の二・三年生の頃、朝の登校時の出来事だ。ご多分に漏れず私も、近所の子等と班を組んで登校していた。
 当時、私が住んでいたのは千葉県の或る新興住宅地で、田舎の面影を残しつつも、高度経済成長の波に乗り開発が盛んだった。一帯は、土地の形状を生かし、段々状の未着工の造成地が広がっていたりして、それはそれは起伏に富んだ、エキサイティングな様相を呈していたのである。比較的、古くから在った ” 上ん家の子 ” と新興の ” 下ん家の子 ” とで、地域紛争があったりしてね、まぁ闊達な子供生活を送っていた訳です。
 ある朝、いつもの様に集合場所で、皆でワイワイとやっていた。そこは高所の、山 ” 上 ” で、そこから盆地状の新興地域、” 下 ” を通り、反対側の丘 ” 上 ” の学校へと向かうのだ。私は確か・・・一人の女子をからかって、おどけていたりしていたと思う。典型的な ” バカ小僧 ”、としてな。
 そのすぐ先には、下へと降りるゴッツイ石段があった。今風のコンクリ−トなんかではなく、仏閣の参道にある様な、途中に踊り場を持つ、長く険しいヤツである。その際で私は、もう ” これ以上、無い ”、ってくらいの体でおどけていた。2ch なんかで、クマがおどけている AA があるでしょ?、あんな感じだったと思う。思い出して、自分でムカ付く。
 で・・・[ そう言ゃ、階段があったっけなぁ?]、と後ずさった足の下には最早、踏みしめるべき物体は無かったのである。頭から真っ逆様だ。途中、身体は綺麗にシンメトリ−を保ち、天地が逆転するのを見たのが記憶の最後。背負ったランドセルの中身をブチ撒けながら私は、何とも言えない心地よさに包まれた。起伏自体は感じるものの、その全てが柔らかいクッションで覆われた、今で言うアスレチック施設で遊ぶ感覚に似ていた。当然その間、一切の痛みなど感じなかった。
 その感覚に酔いながら、正気に戻ったのは踊り場に着地してひれ伏してからだ。子供の頃の記憶ながら、10m は落ちたと思う。茶化していた女子本人は元より、周囲に居た父兄達の皆が悲鳴を上げながら、呆然とする私に向かって駆け降りて来た。

『 もぉぉぉ〜っ! だっ、大丈夫なのぉぉぉっ!!』

最初に駆け寄って来た、誰かの母親に抱き起こされるも、私はただヘラヘラと笑っていたのである。変態小学生ではない! 余りの急な出来事に、気持ちの整理が出来なかっただけだ。驚きと、痛くはない不思議さと恥ずかしさとで、涎をダラっダラと垂らしていた事は告白しよう。
 
 C:『 うん・・・大丈夫。全然・・・痛くないです 』
誰母:『 えぇっ?! ほ、ホント?!』


皆に、ランドセルの中身を戻されたり頭を撫でられたりしながら、私は自身を見た。所々に砂が付いて、膝の頭を少しだけ擦り剥いている。武勲はそれだけだ。

誰父:『 って・・・びょ、病院行く・・か?』
 C:『 ううん、ホントに大丈夫。どこも痛くない 』

 現に私は、擦り剥いた膝にチョットだけ唾を付けて、皆と一緒にそのまま登校したのである。後に、居合わせた父兄から連絡を受けた私の母親が学校まで様子を見に来たが、その時の私は既に、” AA のクマ ” に返り咲いていたのだから。事が事だけに鉄拳制裁は喰らわなかったものの、” バカ野郎!” を含み散々に罵倒された事は言うまでもない。
 その後、後遺症も無く・・・いや、待て・・・こんなバイク買って、ここでこんな事を書いているのは、そのせいなのか?
まぁ・・いいか。これが、最初の出来事。

 二度目。ここで、バイクが登場です。
 高校も三年の時。ご多分に漏れず私も、学校に内緒でバイクに乗っていた。” SUZUKI の GT 380 ( サンパチ ) ” だ。
 夏のある日、中学時代の友人宅でダベった後、その内の何人かの仲間で、別の友人宅に行こう、と言う話になった。皆、それぞれの愛機に跨る中、一人がオドオドし出す。そいつは、同級ではあるものの、関係の薄いヤツだったのである。自らマシンを持たず、アソビのネタと女子のおこぼれを狙い、そこへ参じて来ているヤツだ。それが見え見えなので皆、” 半端者 ” として扱った。とは言え、今風に陰湿に苛めたりなどはしない。上州気質の私達仲間は、” 相手にしていなかった ”、のである。仮に、” M ” としよう。

M:『 あ、オレも行くよ 』
皆:『 ふぅん、ガンバレな 』
M:『 誰かケツ、乗せてってくれよぉ 』
皆:『 フン、知るかい!』
M:『 頼むよぉ・・cojiぃぃぃ・・・』

あんまり惨めに平伏すので、私はつい仏心を出してしまったのである。

C:『 メット、どっかから持って来いよ。で、どうなっても
   知らねぇからな!』

 道すがら、上州の空には見る見る内に暗雲が垂れ込めて来た。ついでに言うが上州は、関東平野の端に位置し、そこを吹き抜けて来た風が上毛三山の峰で急上昇する為、天候急変、激しい雷雨のメッカなのである。その雷鳴たるや激烈で、” ゴロゴロゴロ・・ドカぁン!”、なんてレベルではない。ボウリングのレ−ンに球を落とした様な ” タタぁぁぁ〜〜ン!!” と言う、鋭く強烈なものなのである。案の定、これはヤバイと引き返して来たものの、その真っ直中に捉えられてしまったのだ。
 天の底が抜けたのかと思えるくらいの激雨で、路肩の側溝と言う側溝からは雨水が吹き上げている。雨の飛沫と相まって道路は最早、その体を成していない。冠水寸前なのだ。暫くしてヒョウまで落ちて来て、買って間もないバイクのタンクを、容赦なく叩く。今思えば、途中で休憩して凌げば良かったのである。しかしその時、強迫観念に駆られた血気盛んな我々高校生は、そんな中を必死で走っていたのであった。自殺行為だ。

 [ ここ、そろそろカ−ブだったはず・・・]

そう思った時は既に、遅かった。前方、飛沫の向こう側に見慣れた洋品店が見えた頃には、私とマシンとタンデマ−はアプロ−チ・ポイントを過ぎた後だった。サンパチの、6 速から 4 速と、2 段落とすも、ツ−・ストのエンブレなど期待出来ない。愚かな事に、巡航時は 100 km/h、何とか減速した時が 60 km/h だ。何故、それが分かったかと言うと、ギア・インジケ−タ−とスピ−ドメ−タ−で、それを私は目視確認していたのである。人間は危機に瀕すると、全神経が危機関知に向けられるらしい。” 走馬燈の様に・・・”、と言うアレだ。そして私は、無意識に身構えた、のだと思う。いや、60 km/h で洋品店のショ−ウインドウに突っこむ。そう思っていたはず、かも知れない。
 コ−ナ−を直進する正にその時、路上で急停車する軽自動車が見えた。驚愕の表情で身を竦める、運転者の老人の顔まで見えた。そしてマシンは、私とMとを乗せたまま、その軽自動車のボンネットへと突っこんだのである。
 経験した事の無い衝撃を受け、私の身体はガス・タンクを越え前方へとズリ上がる。” 何か ” が私の背中を掠め、そのまま頭上を飛び越えて行った。そして、両脚の付け根をハンドルに捉えられた私は、軽自動車のボンネットに叩き付けられたのである。飛び越えて行ったのは、言わずと知れたタンデムしていた M であった。
 フロントフォ−クを無惨に曲げたマシンが、軽自動車のボンネットに突き刺さっている。その上に、私は覆い被さっている形だ。各部に、打撲系の痛みがあることと、愚かにも素手であった右手を少し擦り剥いている程度で、それ以外に大きな外傷は無い。両のステップにキチンと乗った足からは、靴が脱げていた。振り返ると、冠水した道路上を、ドンブラコと仲良く並んで流れて行くのが見える。次に、既に空白となったリア・シ−トを見た私は、後の人生が暗澹たるものになる事を憂いたのであった。
 と、クルマの背後から、聞き覚えのある声がした。

M:『 オぉ〜い coji、世話ねぇっきゃ?・・・』

何とあのMが、両手に自らの靴をぶら下げて、ビッコを引きながら歩って来る。

C:『 えっ! なんで、そっちから来んの?』
M:『 クルマの上、飛んでよ、一回転して背中かからクルマの
   屋根の上に落ちたんだよ!』
C:『 っそ?!』

ここに至り、” 被害者 ” である運転者の老人がクルマより降りて来た。私とMとの顔を見比べながら、キツネに摘まれた様な体で言う。

老:『 いや、アンタのバイクが凄ぇ勢いで突っこんで来た
   もんだからさ、おっかなくって止まってたのよぉ。
   でさ、” ドォォ〜ン ” と来たと思ったら、後ろの
   アンちゃんが飛んで来て、クルマの上へ落ちた・・・。
   大丈夫かよォ、しかし 』

確かに、クルマのル−フは緩やかに凹んでいる・・・。

C:『 そだ、怪我は!』
M:『 あ、うん・・・チット痛ぇけど、大丈夫だ 』
C/老:『 へぇぇ・・・』

 そこから先は、察して知るべし。
 幸いにも相手の被害者側は、運転者を初め同乗していたお孫さんも驚いて尻餅を付いたくらいで、怪我らしい怪我は無かった。大らかな事に、クルマさえ修理してくれたら、事を大袈裟にしたくない、と言ってくれた。
 ただ、愚かにも自賠責以外、保険に入っていなかった私は、当然ながら全額負担である。高校生の分際で、そんな力はあろうはずもない。今は亡き親父に土下座し、事も明るみに出ず、お陰で高校を卒業する事が出来た。
 これ又、幸いにもMは本当に大した事はなく、何十年か後の同窓会の二次会で、自身と同じくバツイチの同級生をクドいていた。これ以降、何があってももう、時効だろう。

 四十九日が過ぎ、入り盆も近くなったこの頃にふと、こんな事を思い出した。何かにつけ・・・

『 アニキはさ、色んな、凄ぇもんに守られてるんだよ・・・』

、とスピリチュアルにかぶれた妹に言われる。そう言えば都度、それなりにヤバイ橋も渡って来たが不思議と無傷で、こうやってバカな事をやって居られる。少しは感謝しなければイカンな、色んなものに。( - _ - ; )
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2009年07月24日

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こんな夢をみた・・・

 私は独り、夕暮れ時の畦道を歩いていた。
陽は大きく傾き、ゆっくりと山の端を焦がしながら沈んで行く。
それを待ちかねたかの様に、蛙たちが一斉に騒ぎ出した。
 と、独りだったはずの私の脇を、野良着姿の老婆が歩っている。
はて?・・・ま、いいか、夢なんだし。老婆は、私を少しだけ追い越すと、振り向きもせずに言った。

老:『 今日あたりはよぉ、宇宙人が出んべぇよぉ。
   蛙もよっく啼いてるこんだしな 』
C:『 あぁ、やっぱ出ますか?、今日は 』

私はそれが、自分の当初からの目的であったが如く老婆に訊いた。そんな自分にチョット、ビックリ!なんであるが気にしない。夢なんだし。こんな事もあるさ。

老:『 んあ。出る出る♪ 』

そう含み笑いする老婆につられて空を見上げると既に、陽はとっぷりと暮れ、田園は辺り一面の闇に包まれていたのだった。

 老:『 んじゃあよ、後は任せっがら!』

老婆はそう言うと、田を見下ろす斜面に腰掛けた私の肩を叩く。投げかけた台詞が私を通り越すので反対側を振り向くと、驚いたことにいつの間にか、ショット・ガンを担いだ ” 村の男 ” が座っていた。

C:『 あ!、あぁ・・・よ、宜しくお願いします 』

男:『 任せろ・・』

男の出現には驚いたが私はやはり、それが当然の様に会話を交わすのだ。それは良いとしても、そもそも自分が、そこでそうしている理由が分からない。宇宙人ばなしはそもそも好きだが、” そんなの珍しくもねぇ ” 状態の村が在るって、イイのか自分! イイんだ、夢なんだし。
 背後から、山で啼くフクロウの声が聞こえる。
田を渡る心地よい風に私がウトウトしていると、ふいに男がショット・ガンをスライドした。

男:『 来る・・・』

私も身構えた。
 一匹の蛙が田で水しぶきを上げると、それを待っていたかの様に ” それ ” は現れた。

[ ウキョぉぉっ!・・ギャルルルルルルルぁっ!!]

” それ ” はもの凄い勢いで、縦横無尽に跳ね返る。そう、田で水しぶきを上げたかと思うと、今度は土手にぶつかった。

C:『 えぇぇっ! ちょっ、スゲっ・・オぉぉ!!』
(°▽ °;)

スマ−トボ−ルの様に何度か繰り返した後、” それ ” は畦に立つ柿の木にしがみついた。薄明かりの中では、容姿はハッキリとしない。男はショット・ガン腰だめにしたまま、私の方を向き薄ら笑いを浮かべた。そしておもむろに、トリガ−を弾いた。凄まじい轟音が、山々に木霊する。柿の木の下で、水しぶきが上がった。

 男:『 やったんべゃ 』

結構な勢いで畦を駆けているにも拘わらず、男の息は乱れていない。フィットネスの効果も空しく、私は付いて行くのが精一杯だ。
 ” それ ” の、落下地点と思しき場所に辿り着いた。そこで私が見たものは・・・。基本、” タカラのダッコちゃん ” で、それに ” 土偶とハニワ ” がミックスされた ” 宇宙人 ” だったのである!

C:『 こっ、これが宇宙人!・・・』

チョイ萌えだ。いやいや! 苦しんでるんだ宇宙人。距離があったのでショット・ガンのサイトが広がり、中心部が直撃しなかったのだろう。

男:『 さっ、注文通り仕留めてやったっけ、後はアンタの出番
   ズラ 』

C:[ お、オレにどうしろってんだよ! てか、話は合わせて
   来たけどさ、そもそのオレは ” 誰 ” で、いやいや、
   自分との自覚はあるのだが、何処の何者で、う、宇宙人
   をどうするつもりなのさ・・・](・◇・)

 そうこうしている間にも、宇宙人は苦しそうに呻いている。私は腹を括り、現場の確保に乗り出したのだ。行っとけ、夢なんだし。

C:『 じゃオッさん、” カゴ ”!』 ( オイ!)
男:『 無ぇ。そったらモン 』
C:『 んん・・何か無ぇのかよ!』
男:『 これなんか・・どうでしょう?』

急に、助手に成り下がる男。

C:『 どら?』

ナント、男が差し出したのは、私の momo のメットだったのである!

C:『 おまっ・・これは、ダメに決まってんじゃんかよ!
   明日からどうしろってんだよ!!』
男:『 でもね、コレしか無いんですよ?』
C:『 仕方ねぇか・・じゃイイよ、それで!貸して 』

恐るおそるダッコちゃん・・・宇宙人を引き上げた私は、男が差し出す自らの momo の中へと、そっと降ろしたのだった。
(TωT)

C:『 後さ、ナンカ冷やす物無い? ドライ・アイスかなんか 』
男:『 産まれてこの方、見たことも無ぇです、そったら物 』
C:『 くっ!・・使えねぇ村だなココぁ、オイ!』
男:『 あ、” 液体窒素 ” ならありますが、ナニか?』
(°▽ °;)
C:『 それだっ! それ行っとこ!!』

夢、だから。
 防護のグロ−ブをした男が、エマ−ジェンシ−のマ−クが付くボンベから、私が持つメットへと液体窒素を注ぎ込んだ。コポコポとそれは、見るみる内に氷塊の様に膨れあがり、宇宙人はそのまぁるい口から息の泡を吹きだした・・・。
で、目が覚めたのだ。

 他にも、短編・大作と色々観るが、ここ最近の特徴として、夢を見ているその時に、” これは、夢なんだ ” と言う自覚がある事が挙げられる。自覚はあるのだが、その余りの突飛なシチュエ−ションに圧倒されて、本編に流されてしまうのが残念でならない。そう、あの ” マトリックス ” で、ネオがモ−フィアスに促されるものの中々、ビルを飛び越えられないあの感じ、あの気持ちが痛い程分かる。目覚めてから悔しくて歯ぎしりするのだが最早、後の祭りなのである。それが叶った暁にはひとつ、” カメハメ波 ” でも撃ってみようかと狙っている。こんな私は恐らく、病気なんであろうな。
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2009年07月23日

物件探し!

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 今シ−ズン、クルマ遊びにかこつけて暫く放置していたマシンを、ガレ−ジより引っ張り出した時の事。
 我が家の周りでは、季節が来ると家ツバメが喧しい。軒先への巣作りを初め子作り・エサ取りと、低空での徘徊に余念がない。ツバメが訪れるのは、その家に幸せをもたらす為とか又、その家が平和であるが故、などの有り難い言い伝えを聞くにつけ、こんな私でも何とも微笑ましい気分になるんだな。玄関先に泥や藁クズが散乱しているのを見ると、その度に思い出す。
 しかし、我が家を訪れた歴代のファミリ−の中で、無事に子供を巣立たせる事に成功したのは、ひと家族だけなんである。巣作りの途中で、子供やカラスにそれが破壊されるからだ。酷い時は、孵化前の卵達が、地面に落ち朽ち果てていた事もある。近所のガキは、その現行犯時にドヤシ付け、地獄を見せてトラウマを植え付けてやってからは再犯を犯していない。がしかし、自然界の食物連鎖の攻防は、これは中々シビアな問題で常時、見張っている訳にもいくまい。このサイクルが中々に定着しないのは、幸せや安心感については我が家の内情を反映しての結果だと思うと、ツバメには申し訳ない気持ちで一杯だ。そんな訳で、ツバメ達の来訪はここ数年、途絶えていたのである。で、今期。久し振りに、藁クズの後を見た。玄関の庇に着工の跡を見るが数日経っても、それが一向に進展しないのである。
 そんなある日、ガレ−ジのシャッタ−を開けた訳ですよ。シャッタ−が七分目くらい開くと同時に、二羽のツバメが低空飛行且つ、スンゴい勢いでガレ−ジに飛び込んで来たのである!夫婦モンだ。この夫婦がガレ−ジ中央、私の目前で、向かい合ってホバリングしながらピ−チクパ−チクとやっている!、と言う信じられない光景が展開された・・・。( ゜ ◇ ゜ ; )

 C:『 いや、ちょっ、待ってくれ・・こ、ここは!』
ツ1:「 チョット待ってて。水周り見てくるわ!」
ツ2:「 あいよ!・・にしても、暑っついなココは。
    窓くらい開けとかんかいっ、このボケ!」
ツ1:「 水があるのはイイけれど、どうかしら。
    チョット狭いかしらね?」
ツ2:「 せやな。狭いは許せるとしてもこの、”壁のピンク”
    はないやろ、しかし!」

(・◇・ )
アングリ状態の私をよそに、相方を残した一羽が、ガレ−ジ内の上・下・左・右を飛び回り都度、報告に来る。

 C:『 えっと・・閉めなきゃいかんのですよ? バイク出したら
    ここ 』

私が土下座すると、二羽はこちらを振り向き・・・
(^◇^)
一瞬、こんな顔をして・・・いや、ホントなんだっ!
漸く、出て行ってくれたのである。ビックリだ。
さて、今年はどうなるのであろうな。

 さて、写真の左 2 枚は、DUCATI が出すとの噂がある ” クル−ザ− ”、だそうだ。なんでも、行き渡った感のある SS を初めとする自社ブランドの補強作として、” V-MAX と V-ROD ” が占める手薄なカテゴリ−に、ガチに触手を伸ばすのだとか。最近は、フォト・ショなどを駆使したトンデモ情報が多いので、鵜呑みにすると恥を掻くが、これがそうではない事を祈る。
 本当だとしたら、このデザインは私、ど・ストライクなんであるよ。前 2 者に垣間見えるデザイン細部の ” 稚拙な工業製品 ” 箇所が、尽く払拭されている様に思えるからだ。V-MAX で言ったら、ラジエタ−とかね。V-ROD はまぁ・・・色々と。ガス・タンク周辺とか。そこを隠すカバ−をオプションとしてラインアップするくらいなら、最初からしとけよっ、的な・・ね。デザインに隙が無いんだよDUCATI は・・・。
 何れにせよ、先駆者の購入に二の足を踏んでいる予備軍へ、強烈にアピ−ルする事を目論んでいるのだとか。この秋、予約が開始され、デリバリ−は来春。これが噂のあらましだ。
 右は、” EDW○N の CM でブラピが乗ってた ”、ってヤツ?。
CM 自体を私は知らなかったが、徘徊していて見つけた。” Confederate Motor Company ”の、” F131 HELLCAT COMBAT ” だって。凄ぇ感性だな。私は、マシンを横から見て、” バッファロ− ” を想起させるデザインが好きなのよ。
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2009年07月17日

床屋も褒める!

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 先日、マフラ−の換装が終了したマシンを引き取りに行った。
なので一昨日、当日が真夏日であろう事を想定し、夏仕様に散髪したのである。私の場合、約 2ヶ月に一度のご奉公なのだ。
 普段は、サイド・バック ( 同僚はオ−ル・バックだと言い張るが ) の私。よって周囲の人達は、全ての髪がバックへと流れている私しか知らない。その日、床屋行きしかメイン行事の無い私は、朝にシャワ−を浴びたまま、洗いざらしのトップで参ったのである。

床:『 えぇ〜っと・・いらっしゃいませ!』
C:『 どもぉ〜 』

 親子二代で営む、その床屋。主に、ファ−スト・コンタクト担当の若旦那が、心なしかよそよそしい。そ言ゃ、入社し立ての頃の社の旅行で、相部屋の面子が取ったリアクションに似ている。
 温泉を浴びた私は、横になりながらテレビを眺めていた。後発隊で部屋へ戻った若手が・・・

若:『 結構、でっかい温せ・・・』

、と言いながら、怪訝そうに私を見る。そして、” 部屋を間違えたのか ”、と他の面子の顔を見回し、確認する。で唯一、デ−タベ−スに無いのはこの ” 私 ”、との結論に到ったのだろう。

C:『 よっ! お帰り 』
若:『 あ、ナンダ・・cojiさんかぁぁ。オレ、部屋、間違えた
   のかと思っちゃったよぉ!! 』
C:『 ” パタ−ン:B ”。憶えといて!』
若:[・・・]

 若旦那、私の順番が来て喋り出すと漸く、合点がいった模様。

旦:『 全っ然、分かりませんでしたよ(笑)。又、痩せた・・、
   って・・そか、運動やってるんですよね?』
C:『 あそぉ? そかそか、分かっちゃうのかぁ!』
旦:『 そう。痩せた、ってのとも違うんですよね。又、一段と
   こう、肩の辺が盛り上がって来ましたよね 』
C:『 えぇぇっ・・そうかなぁ!』

シャツの袖を捲り、右に左に腕を曲げて見せた。他の客は、既に仮死状態である。自分より、” ♂としてのステ−ジ ” が一段も二段の上のこの私に対し、視線を向ける事もままならないのだろう・・・。

旦:『 えぇっ!・・2 ヶ月で、そんなに変わるモンなんですかね 』
C:『 ” 夏の新メニュ− ”、やってるからね!』

陽光眩しい、ク−ル・ダンディがここに誕生したのであった。とにかく・・・褒められた事は褒められたんだよっ、ボクぁ!

 そんなこんなで翌日、8 時前半の電車に乗るべく駅へと向かった。表は既に、ド・ピ−カンです。横を通り過ぎる、黄色い帽子の小学生達のパワ−に目眩を憶えながら私は、ペ−スが早まり過ぎない様セ−ブしながら歩く。にも拘わらず、日差しと湿度のせいで全身から体液・・汗が噴き出してくる。

[ こ、これで電車、” 満員 ” だったら、死ぬよな・・・]

幸いにも、多様化した通勤形体、若しくは不景気のせいで、乗車率は 70 %ほどだったのが助かる。
 それでも、途中、休憩を挟みながら目的地の ” 研究学園 ” に着く頃には、疲労の足音が忍び寄る。急に、苛烈な天候下に身を置くと言う事は、斯様に慎重を要すのだ。昼前だったので、昼食と時間潰しに、歩って 7・8 分ほどに在るショッピング・モ−ルへ向かった。途中、日差しを遮るものナシ!
 駅周辺は現在、開発中で、荒涼とした雰囲気の中に、大・中・小の箱モノがポツリポツリと点在するに過ぎない。キャップを忘れた私は、ジャケットとポ−チを背負い、炎天下をダラダラと歩く。マメに水分補給はしたつもりだが、モ−ルの入り口に着く頃には身体が火照り、と軽い熱中症に罹った様である。それが空腹によるものか、吐き気がした。
 広大なモ−ル内のソファ−で涼んでいると、ジ−ンズに T シャツにバイク・ブ−ツと言う出で立ちでしかも、野獣の様な肉体の私に対し、ご婦人方の好奇の視線が突き刺さる。

[ 見ろ、見ろっ! もっとオレを見てくれっ!!]

 こんな妄想を抱きながらスタバのマキア−ト飲んでいると漸く、体力が回復して来た。この辺は、トレ−ニングの成果かも知れない。つまり、疲労と回復のサイクルに、身体が慣れていたのだろう。何もしていない同世代に比べたら遙かにマシなつもりの私でも、この体たらくである。市街地の走行は特に、気を遣うべきだ。又、水筒携帯の季節の到来だ。これ幸いと、昼食を済ませる。

 さて、マフラ−。
シリ−ズ中、比較出来る物が無いので上手く説明が出来ない。感じから言って、” スポの 2 in 1 系 ” に似ているフィ−リングであろうか。アレより弾けてなくてやや、低音寄り。ただ、VR シリ−ズのエンジンはより高回転型なので、各ギヤで引っ張った時の盛り上がりは勇ましい。下っ腹の先にあるエア・クリの吸気音と相まってそらぁ、気分は盛り上がるのである。高速での合流加速音は、最高に楽しい。ショップのカラ−が良く出ていて、” レ−シ− ” なんである。ちなみに、100km/h 以上では風切り音の為、自分では聞き取れません。気になる ” db ” は、94〜95 間か。
 元々 VR シリ−ズは、高回転型エンジン故、下ではトルクの細さを感じるが、'08 年に排気量がアップされ試乗の際、そのイメ−ジは大分改善された、と思った。'06 年の自車との相対比較でこれは、ハッキリと感じ取れる。そこまでは行かないが、集合化の功績が、イイ感じで出ているのである。
 ナント言っても一番は、” 軽量化 ” の効果でしょう。
車両の片側が 10kg 軽くなっただけで、こんなにも変わるとは思わなかった。止まる寸前の超低速域でフラつくのは、あの重いサイレンサ−が大きな要因であったのね。加速・コ−ナ−リング、全てのシチュエ−ションで、その恩恵を享受出来る。
 H-D のカスタムは、すればする程、重くなる傾向にある。意識を ” 走り ” に向けた場合、パワ−アップも良いが本来、最初に手を付けなくてはならないのが、軽量化である事を痛感した。あの安定感がイイ、って? いやいや、軽快感と安定感は、手間を掛ければ両立出来る。それが、本来のカスタムではないか。単なるショ−・カ−にしない為にも、ここは思案のしどころなのである。

 ガレ−ジ・TOTAL。
http://www.garagetotal.com/motorcycle-news.html

VR 系コンプリ−トを念頭に置いた開発を手がけるここは現在、水冷系のカスタム・パ−ツを開発中であるとか。レ−スシ−ンをバックヤ−ドに持ち、性能向上を伴わないカスタムには目もくれない同社。排気効率をキッチリとアップさせる、VR 用純国産マフラ−をお探しの向きは一度、相談される事をお勧めする。何より、何処ぞと違い、代表のお人柄は恐ろしく良い。休業日以外でも、所用で外出の折りはショップのシャッタ−が閉まる事もあるので、事前の連絡は忘れずに。
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2009年07月10日

” T4 ” 観た!

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 今週は休みが増えた (もはや感覚が麻痺しています!) ので、ウイ−クデ−の水曜日、” 貸し切り ” 状態を狙って映画館へ赴いた。他人の事を言えた義理じゃあないがこのご時世、そんなの全然、関係ありませんなぁ。映画館に昔日の隆盛が無いのは言わずもがなだがしかし、思った通りにも空いてはいなかったのよ。
 目立ったのは、熟年夫婦。
一見、かなり突っ張った所行にも見えるがさにあらず。シリ−ズ1が日本で公開されたのが '85 年、ともう 24 年も前なので、その当時に中堅であった彼等が、ネットなど含めた豊富な情報に刺激され、私と同様の意図で足を運んだとしても不思議はない。面白かったのは残虐シ−ンの度、連れのご婦人方が余りにもリアルな VFX に顔を背け、控え目な悲鳴を上げていた事だ。そうそう、女性の集客には、人気急上昇の クリスチャン・ベ−ル も一役買っているに違いない。
 収穫だったのは、物語のキ−・マンであるマ−カス・ライト役の ” サム・ワ−シントン ” が良かった事だ。どこが良かったかと言うと、それは佇まいである。
 殆ど無名のこの俳優を見た時、その二枚目ぶりは置いといて、どこか懐かしい気がしたのである。なんでだろう・・・どうしてだろう、と暫く考えていた。で、思い至ったのである。この俳優、大好きな劇画作家 ” 池上遼一 ” が描く主人公の顔なのである。やや下から見上げる様な角度など、本当に良く似ている。日本の V シネなんかが実写化する場合、” 二枚目ぶり ” にだけ重きを置きマネキンの様なタレントを持って来たりするが、そんなものとは格が違う。実写・・いや、あの劇画が実体化したとしたら、演じるのはこの男しかいない。外国人である事に整合性を持たせる為、脚本チェンジも ” アリ ” だろう!

 内容は、と言うと・・・当然だがこれは、観てのお楽しみ。
通の人や Wikipedia によると、その中身は突っこみどころ満載らしいが、前 3 作品へのオマ−ジュもちゃんと込められていたりして、そして何より、全編通しての息つく暇もない映像と音の大迫力に圧倒される。大筋が通っていれば、それでオッケ〜! これが私の論評だ。出張って行って、金払う価値はある。

http://www.world-movie-collection.com/?pid=7096627
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2009年07月05日

見られていた・・・

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ヤロウ共に、ハイ。
 さて、不景気様々で律儀に、そして健気にフィットネスは継続中だ。週で、行く日の雰囲気と言い、顔を合わせる面子等、一切の違和感は無くなった。面子、と言っても何を言葉を交わす訳ではなく、器具を交代する時に会釈する程度であるが。
 些細な事だが、私の様な人見知りモンにはこれは重要で、何かを始めるに当たり、ここまでが辛抱の一里塚なのである。” 人見知り ”、とは人聞きの良い言い方で、拘るクセに根がイイ加減な私の場合、集中する為の安らぎ、つまりは安心感が欲しいのである。
 でだ、そんなある日、メニュ−のインタ−バルで休憩中の私は、備え付けの団扇で全身を扇ぎ、必死に血圧を下げていた。と、名は知らぬが顔は知ってる夫婦モンの亭主の方が、ベンチ前の腹筋台で屈曲を繰り返しながら、こちらに向けて言った。

男:『 チャッス!・・はぁ・・っ!・・はっ、肩の辺が・・・
   こう・・・凄いっすよね!』

C:[ ? ]

初め、自分に言われたとは思わなかった私は、背後の壁とベンチの左・右に人影が無いのを確かめ、自らを指差した。息も絶え絶えに頷く男。

C:『 はぁ・・・ども! そうですかね?』

男:『 ええ、もう・・” くォんな ”になって来ました
   よね!』

腹筋を中断すると男は、旧来の知り合いの様な笑顔で言うのであった。

C:『 どうも。” 夏の新メニュ− ” の効果かなぁ?』

そんな感じ。

 同じ日。
これ又、休憩しながら心肺蘇生している私に今度は、別のオッサンが話し掛けて来る。これも、上述の様に顔だけは知っている面子。否、どちらかと言うと、” 鬱陶しく ” 思っていたオッサンである。入場するなり、ろくに有酸素運動をせずいきなりウエイト系へ直行し、軽ぁい負荷でそれらをチャカチャカとやる。あまつさえ、その場に座ったまま肩で息をし、暫く休憩する。で、” 自分は頑張った ” 気になっている。どうにも、私をイライラさせる人種なのであった。
 ついでに言っておく。
筋トレ、特に腹筋に目の色を変えて取り組むポッチャリとしたご婦人がいるが、効果が無いので考え直した方が良い。否、そう言っては語弊があるな。” 効果を実感出来ないので諦めなさい ”、そう言いたい。正確に言えば、軽い負荷でもそれなりの筋肉の発達はあるだろう。しかし、まずは脂肪の鎧を脱ぎ捨てなければ、それは顔を出しては来ないのであるよ。
 人間、生きていれば、それに必要な最低限の筋肉は発達しているのである。ただ、その出現を阻害しているのは、不摂生で溜め込んだ脂肪の塊なのだ。なのでまずは、キッチリと有酸素運動に汗を流しなさい、と。で、どんなに小さな効果でも良いから、それを体感する事だ。そうでなければ、期待通りの効果を実感出来ないのでその内、挫折してしまうのである。
 どんな人でも、そこそこの筋肉は持っている。余分なものを削ぎ落としたそこには、その人の骨格によっては素晴らしい ” マッソぉ− ” が現れる。老若男女、街の体育館に来る人の 98%は、その事実に目を瞑っている。それか、初回にはちゃんとレッスンを受けているハズなので、体よく忘れてしまっているのだろう。オッサンも、この類の面子なのである。

オ:『 頑張るよねぇ。いつも、どれくらいやってるんですか?』

馴れ馴れしい。

C:『 3 時間くらいかなぁ。一枚じゃ足りなくて、チケット
   2枚買ってやってますよ 』

[ そう。アンタが来る前からやっていて、アンタが帰った後も居るんだよ!]

オ:『 そ、そんなに・・・』

C:『 まぁ、世界征服めざしてるんでね 』

オ:[・・・]

 話を振るだけ振ってオヤジ、無言で退散である。ナンだ?アイツは。
そう言えば、私と似たメニュ−をするなぁ、と感じた記憶がある。私のやる、” ダンベルを持ったロッキ−挙げ ”、これを同じダンベルでやり、途中で派手におっ落としてたっけ!
 そう、良きに付け・・・悪しきに付け悪しきに付け悪しきに付け、奴らは私を見ていたのである。と言うことは、効果は確実に出ているんである。だがな、お前達。死ぬ前に止めとけよ? 一般人とハ−ドボイルドでは、前者がそれを真似るだけで罪なのだから。
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