2009年07月24日

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こんな夢をみた・・・

 私は独り、夕暮れ時の畦道を歩いていた。
陽は大きく傾き、ゆっくりと山の端を焦がしながら沈んで行く。
それを待ちかねたかの様に、蛙たちが一斉に騒ぎ出した。
 と、独りだったはずの私の脇を、野良着姿の老婆が歩っている。
はて?・・・ま、いいか、夢なんだし。老婆は、私を少しだけ追い越すと、振り向きもせずに言った。

老:『 今日あたりはよぉ、宇宙人が出んべぇよぉ。
   蛙もよっく啼いてるこんだしな 』
C:『 あぁ、やっぱ出ますか?、今日は 』

私はそれが、自分の当初からの目的であったが如く老婆に訊いた。そんな自分にチョット、ビックリ!なんであるが気にしない。夢なんだし。こんな事もあるさ。

老:『 んあ。出る出る♪ 』

そう含み笑いする老婆につられて空を見上げると既に、陽はとっぷりと暮れ、田園は辺り一面の闇に包まれていたのだった。

 老:『 んじゃあよ、後は任せっがら!』

老婆はそう言うと、田を見下ろす斜面に腰掛けた私の肩を叩く。投げかけた台詞が私を通り越すので反対側を振り向くと、驚いたことにいつの間にか、ショット・ガンを担いだ ” 村の男 ” が座っていた。

C:『 あ!、あぁ・・・よ、宜しくお願いします 』

男:『 任せろ・・』

男の出現には驚いたが私はやはり、それが当然の様に会話を交わすのだ。それは良いとしても、そもそも自分が、そこでそうしている理由が分からない。宇宙人ばなしはそもそも好きだが、” そんなの珍しくもねぇ ” 状態の村が在るって、イイのか自分! イイんだ、夢なんだし。
 背後から、山で啼くフクロウの声が聞こえる。
田を渡る心地よい風に私がウトウトしていると、ふいに男がショット・ガンをスライドした。

男:『 来る・・・』

私も身構えた。
 一匹の蛙が田で水しぶきを上げると、それを待っていたかの様に ” それ ” は現れた。

[ ウキョぉぉっ!・・ギャルルルルルルルぁっ!!]

” それ ” はもの凄い勢いで、縦横無尽に跳ね返る。そう、田で水しぶきを上げたかと思うと、今度は土手にぶつかった。

C:『 えぇぇっ! ちょっ、スゲっ・・オぉぉ!!』
(°▽ °;)

スマ−トボ−ルの様に何度か繰り返した後、” それ ” は畦に立つ柿の木にしがみついた。薄明かりの中では、容姿はハッキリとしない。男はショット・ガン腰だめにしたまま、私の方を向き薄ら笑いを浮かべた。そしておもむろに、トリガ−を弾いた。凄まじい轟音が、山々に木霊する。柿の木の下で、水しぶきが上がった。

 男:『 やったんべゃ 』

結構な勢いで畦を駆けているにも拘わらず、男の息は乱れていない。フィットネスの効果も空しく、私は付いて行くのが精一杯だ。
 ” それ ” の、落下地点と思しき場所に辿り着いた。そこで私が見たものは・・・。基本、” タカラのダッコちゃん ” で、それに ” 土偶とハニワ ” がミックスされた ” 宇宙人 ” だったのである!

C:『 こっ、これが宇宙人!・・・』

チョイ萌えだ。いやいや! 苦しんでるんだ宇宙人。距離があったのでショット・ガンのサイトが広がり、中心部が直撃しなかったのだろう。

男:『 さっ、注文通り仕留めてやったっけ、後はアンタの出番
   ズラ 』

C:[ お、オレにどうしろってんだよ! てか、話は合わせて
   来たけどさ、そもそのオレは ” 誰 ” で、いやいや、
   自分との自覚はあるのだが、何処の何者で、う、宇宙人
   をどうするつもりなのさ・・・](・◇・)

 そうこうしている間にも、宇宙人は苦しそうに呻いている。私は腹を括り、現場の確保に乗り出したのだ。行っとけ、夢なんだし。

C:『 じゃオッさん、” カゴ ”!』 ( オイ!)
男:『 無ぇ。そったらモン 』
C:『 んん・・何か無ぇのかよ!』
男:『 これなんか・・どうでしょう?』

急に、助手に成り下がる男。

C:『 どら?』

ナント、男が差し出したのは、私の momo のメットだったのである!

C:『 おまっ・・これは、ダメに決まってんじゃんかよ!
   明日からどうしろってんだよ!!』
男:『 でもね、コレしか無いんですよ?』
C:『 仕方ねぇか・・じゃイイよ、それで!貸して 』

恐るおそるダッコちゃん・・・宇宙人を引き上げた私は、男が差し出す自らの momo の中へと、そっと降ろしたのだった。
(TωT)

C:『 後さ、ナンカ冷やす物無い? ドライ・アイスかなんか 』
男:『 産まれてこの方、見たことも無ぇです、そったら物 』
C:『 くっ!・・使えねぇ村だなココぁ、オイ!』
男:『 あ、” 液体窒素 ” ならありますが、ナニか?』
(°▽ °;)
C:『 それだっ! それ行っとこ!!』

夢、だから。
 防護のグロ−ブをした男が、エマ−ジェンシ−のマ−クが付くボンベから、私が持つメットへと液体窒素を注ぎ込んだ。コポコポとそれは、見るみる内に氷塊の様に膨れあがり、宇宙人はそのまぁるい口から息の泡を吹きだした・・・。
で、目が覚めたのだ。

 他にも、短編・大作と色々観るが、ここ最近の特徴として、夢を見ているその時に、” これは、夢なんだ ” と言う自覚がある事が挙げられる。自覚はあるのだが、その余りの突飛なシチュエ−ションに圧倒されて、本編に流されてしまうのが残念でならない。そう、あの ” マトリックス ” で、ネオがモ−フィアスに促されるものの中々、ビルを飛び越えられないあの感じ、あの気持ちが痛い程分かる。目覚めてから悔しくて歯ぎしりするのだが最早、後の祭りなのである。それが叶った暁にはひとつ、” カメハメ波 ” でも撃ってみようかと狙っている。こんな私は恐らく、病気なんであろうな。
posted by coji at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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